今回はカーペットの製法による分類についてお話いたします。
じゅたんの種類はさまざまですが、素材(繊維)や用途、二次加工などにより分類されています。
チューブマット
古繊維等を反毛した綿を丸棒状に形成し、その上に編組織によって色糸を巻き付けてロープをつくり、このロープを千鳥ミシンまたは接着剤にて円形・方形・円形等に縫い合わせたり接着してつくった敷物です。主にキッチンやダイニング・子供部屋・べッドの脇・バンガロー・ホームコタツの下などに利用されています。
手織絨毯
緻密な美しい図柄と色彩が特長。はるか昔、シルクロードによって世界中に伝わった手織絨毯は、その土地の風習や文化、宗教により芸術まで高められた逸品として、今でも世界中の人々を魅了し続けています。
ウィルトン織
18世紀にイギリス・ウィルトンの町で織られたその名をとって、ウィルトンカーペットと呼ばれるようになりました。2色~5色のパイルを使用、パイル長は、ワイヤーの長さで決まります。
ホテルのロビーに使われるなど、装飾性・耐久性にすぐれています。上下2枚を同時に織る、ダブルフェイスウィルトンもあります。
アキスミンスター織
18世紀にイギリスで開発され、その後、多色織物としてつくられ、ウィルトンの5色程度しか使えないものと区別して、アキスミンスターの名を使うようになりました。
使用できる色数が豊富で、華やかな柄物カーペットがつくれます。パイルの形状はカットパイルのみになります。
平織
JIS用語では「織物でつくったパイルのない織物」。綴れ織や三笠織の総称。
中近東や東ヨーロッパ、中央アジアなど世界各地で織られているキリムも綴れ織の敷物で、壁掛けやベッドカバーなどにも使われ、親しまれています。
タフテッドカーペット
私たちが今日、家庭の中でカーペットとよんでいるものは、ほとんどがタフテッドカーペットと言ってよい程に広く普及しています。
タフテッドカーペットは織るのではなく、基布にパイルを刺繍し植え付けてつくられており、カットやループ、パイルの高低差、柄の大小、敷き詰めや置き敷きなど、用途に応じた機種があり、テクスチャーも豊富です。
フックドラグ
あらかじめデザインが描かれた基布に、電動フックガンを使用してパイル糸を刺し込んでつくります。
総柄の多色表現ができ、カットやループ、違ったパイル素材を1枚のラグの中で使え、表情豊かな商品ができます。





