カーペットは機会織りと手織りのふたつに大きく分類できます。
その起源は古く、ペルシャじゅうたんや中国段通などの超高級品もあり、一方遊牧民が自分たちの生活道具として織ってきたキリムやギャッペなどのトライバル(民族)ラグもありますが、一般家庭に普及しているのは機械織りのものです。
カーペットの素材によって使い心地に差が!
素材や表面の毛足(パイル)の形状(テクスチャー)によっていくつかに分類でき、それぞれに特徴があります。同じように見えても感触や機能性などに違いがあるのです。
また、カーペットの素材は大きく分けて天然繊維と化学繊維です。
カーペットの快適感は毛足の長さと形によって変わる!
裸足で歩くときや寝転んだとき肌に直接触れるので、毛足の状態は大切なポイント。
毛が密で毛足が長いほど肌への適感がよく、また、毛足は光をさまざまに屈折させるので、床に表情が生まれ、部屋を味わい深く彩ります。
長い毛足ほどインテリアをソフトな感触にする素材でもあるのです。
カーペットといっても素材は様々です。使用目的に応じたものを選ぶことが大切です。
【ウール】
手ざわりがやわらかで保温性が高く、湿度を調節する機能を持ちます。
人間の毛と同じく水をはじく性質があるので、ジュースなどのシミがつきにくいという特長も持っています。
色あせしにくく、弾性回復力に優れていて家具の跡がつきにくく、また空気浄化作用がありシックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸着し再放出させない働きもあり優れた素材です。
【ナイロン】
素材の中で、最も耐久性・耐摩耗性に優れており、また薬品や油、カビや虫害を受けません。
強くて軽く弾力性がありオフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が多い場所によく使われています。遊び毛も出ず清潔で子ども部屋などにもおすすめです。
【アクリル】
ふっくらとやわらかくて保温性が高く、ウールに似た風合いを手軽に楽しめる化学繊維で毛皮のような光沢と高級感がある素材です。
また帯電しにくいため静電気が起きにくくカビや虫害を受けないメリットがあります。
【ポリプロピレン】
最も軽くて丈夫、湿気に強く汚れがつきにくいなどの特長があります。
カビや害虫に侵されず遊び毛も少ない素材です。繊維にする前の原料の段階で着色するので、日光による色あせも少なくなっています。





